💤 睡眠と「深部体温」の関係 〜百会で整えるリズム〜

「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」
そんなお悩みの背景には、深部体温のリズム自律神経のバランスが関係しています。


🔥 深部体温とは?

深部体温とは、体の“内側の温度”のこと。
脳や内臓の温度を示し、皮膚温(表面の温度)とは異なります。

私たちの体は、朝は上がり・夜は下がるように1日の中で体温のリズムを刻んでいます。
この「夜の深部体温の低下」がスムーズに起こるほど、自然に眠りへ入りやすくなります。


🌙 深部体温が下がるしくみ

夜になると脳の中の「体内時計」が働き、
睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されます。
すると手足の血管が開いて熱を外へ逃がし、
体の中心の温度(深部体温)が下がることで、
脳と体が休息モードに入りやすくなります。


🛀 深部体温と自律神経を整える習慣

眠りの質を上げるには、体と心を“下げていく”準備を。

  1. 入浴は就寝の1〜2時間前に
     → 一度体を温めてから冷ますことで、自然な体温低下を促します。
  2. 寝室は少し涼しめに
     → 室温は20℃前後。放熱しやすい環境を整えましょう。
  3. 足元は冷やさず、温めすぎず
     → 血流が滞ると放熱できません。心地よい温度を保ちましょう。

🌿 「百会(ひゃくえ)」で自律神経を整える

頭のてっぺんにあるツボ、百会(ひゃくえ)

左右の耳の頂点を結んだ線と、眉間からまっすぐ上に上がる線が交差するところです。

少しへこんだ感触があり、押すと「ズーン」とした独特の感覚があります。 


「全ての経絡が会する場所」とも言われ、
東洋医学では “気の流れを整える” 代表的なツボです。

百会をやさしく刺激すると、
・脳の血流改善
・副交感神経(リラックス神経)の働きを高める
・頭や顔の緊張をゆるめる
といった効果が期待できます。

実際に一部の研究でも、百会刺激によって心拍数が低下し、自律神経活動が安定する傾向が報告されています。
強い刺激は不要で、
「指の腹で5〜10秒やさしく押して、ゆっくり離す」
を数回繰り返すだけでもOKです。



📍セルフケアのポイント

寝る前の深呼吸+百会への刺激
 → ゆっくり5秒吸って、7秒かけて吐く。
  呼吸を整えながら百会を軽く押すことで、
  副交感神経が働き、体が“おやすみモード”に切り替わります。

  • 百会は「両耳を結んだ線」と「頭のてっぺんの中央」が交わるところ
  • 爪を立てず、指の腹で軽く押す
  • 呼吸と合わせて1分程度でOK

🧠 まとめ

眠りは「体温のリズム」と「自律神経のバランス」で決まります。
夜は体と心を静かに“下げる”時間。

🌿 深部体温をゆるやかに下げ、
🌿 百会を軽く刺激して自律神経を整えることで、
自然な眠気と深い休息が得られやすくなります。

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