東洋医学入門編🔰①
陰陽って何?
東洋医学を勉強すると、
まず最初に出てくる考え方が 「陰陽(いんよう)」 です。
陰陽とは、
この世界のすべてのものを
2つの性質で考える考え方です。
陰と陽とは
簡単に言うと、
陰
静か・冷たい・落ち着く
陽
動く・温かい・活動する
このように、
陰と陽は 反対の性質を持っています。
しかし、どちらが良い悪いというものではありません。
大切なのは
陰と陽のバランスです。

陰陽は身近なところにもある
陰陽の考え方は特別なものではなく、
私たちの生活の中にもあります。
例えば
昼(陽)と夜(陰)
活動(陽)と休息(陰)
夏(陽)と冬(陰)
このようにすべてのものが
陰と陽のバランスで成り立っています。
そして、人の身体も同じように
陰陽のバランスによって健康が保たれています。
身体の中の陰と陽
身体の中では
身体を温めて動かす働き(陽)
身体を落ち着かせて冷ます働き(陰)
がバランスよく働いています。
しかし
・疲れ
・ストレス
・生活習慣
・加齢
・季節の変化
などによって、このバランスが崩れることがあります。
例えば
身体を冷ます働き(陰)が弱くなると
身体の熱を抑えにくくなり
・ほてり
・のぼせ
・寝汗
といった症状が出ることがあります。

右側が陰が足りないので部屋を冷やせず熱がこもった状態
逆に、温める働き(陽)が弱くなると
・冷え
・だるさ
・疲れやすい
といった状態につながることもあります。
中庸という考え方
東洋医学では、
陰でも陽でもない ちょうどよい状態を
中庸(ちゅうよう)
と考えます。
どちらかに偏りすぎず、
ちょうどよいバランスを保つことが
健康につながるという考え方です。

東洋医学は「整える医学」
東洋医学では
症状だけを見るのではなく
身体全体のバランス
を大切にします。
良い身体は
中庸で保たれています。
そのため鍼灸や整体では
身体の状態を見ながら
バランスを整える施術を行います。
次回のテーマ
東洋医学では
陰陽の考え方をさらに発展させて
五行(ごぎょう)
という理論で身体の働きを説明します。
次回は
東洋医学入門編🔰② 五行って何?
について解説します。


